絵本は深い

 断捨離ブームになってから久しいですが、私もぼちぼちやっています。先日、本棚の整理をしていて、文庫本は、大分処分したのですが、数冊ある絵本だけは、捨てられませんでした。まだ若い頃(笑)そう20代の頃、友達がプレゼントしてくれた絵本を久しぶりに手に取り、読んでみました。

 も~~~感動が甦りました。そしてまた泣いてしまいました。かれこれ40年以上も前に読んだ時も衝撃でしたが、今また、ちょっと違った感動が走りました。1977年に出版され、ずっと愛されてきたんですね。子供より大人におすすめの絵本のようです。

 あらすじは、100万回生きて、100万回死んだオス猫。いつも誰かの猫だったのが、最後に野良猫に生まれ変わり、メス猫を好きになり、子供を持ち、本当の愛を知った猫は、年を重ね、やがて静かに動かなくなってしまったメス猫のそばで初めて涙を流し、やがて自分もメス猫のそばで動かなくなり、もう二度と生き返らなかった。精一杯生きることの大切さはもちろんのこと、それだけでなくいろんなことを教えてくれました。ミュージカルにもなりましたね。人生の節目で何回も読みたいと思える本だと思います。

 そして6,7年前になるでしょうか?銀行で待っていた時に、そこで読んだ『だいじょうぶ だいじょうぶ』という絵本。これも読んだあと、とてもほのぼのしました。待っていたほんの10分足らずの間に感動をもらいました。

 おじいちゃんと小さなボクがお散歩をしていると、世の中にはおそろしいことや不安がいっぱいあることを知るけど、でも『だいじょうぶ、だいじょうぶ』という魔法のことばで、助けてくれたおじいちゃん。生きていくための強さ、しなやかさを育ててもらうんですね。心に沁みました。

 私自身も弱気になった時、『だいじょうぶ、だいじょうぶ』という言葉にとても助けられます。やっぱり魔法の言葉なんですね。

 何かの本で紹介されていた『鳥の島』。これは、私自身で買いました。ラストがすごく衝撃でとても感動したのを覚えています。この絵本は、文字は手彫り、絵は、紙粘土で作られているそうです。これもとても魅力的ですごいのです。

大空、海の向こうにあこがれて、毎年群れを離れて飛び立つ鳥。でも力尽きて海に沈んでしまう。でも自分の勇気に後悔のない鳥たち。ラストの展開は圧巻でした。無数のチャレンジがあって成功がある。いろいろ深く考えさせられました。

 絵本って、ほんの数ページで、感動することができる。むかし読んだ、絵本のあらすじをちょっと忘れてしまった時、ネットで検索して、内容を再度確認。そ~だった!! と、また新たに感動が甦ります。

 『泣いた赤鬼』 あのお話は、とことん友情というものを考えさせてくれました。昔読んだ絵本をどんどん思い出し、人生を振り返る意味でもジーンとせつなくなり、しばし感動にくれました。

   絵本は深いです。

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