桜満開

今、日本列島は、桜の便りが続々届いています。我が社のある茂原市、私の住むいすみ市は、東京より二歩くらい遅れて満開になったようです。八割以上の花が咲くと‟満開”というそうなのですね。千葉県の方が暖かいから、早く開花するかと思いきや、そうではないんですね。桜の開花は、だだ暖かいだけではだめで、冬の寒さも必要で、開花にいたるまでちょっと複雑なメカニズムがあるようです。

我が家は、山の中にあるので、いたるところに、今、山桜が満開です。(もう散り始めかな?)ソメイヨシノより早く咲いているんです。紅みがかかった葉といっしょに咲く山桜も、風情があって私は大好きです。山桜は、和歌にも詠われ、日本古来から伝わる野生種なんですね。むかしは、花見と言えば、山桜だったとか。

ソメイヨシノは、新しい品種で、江戸時代中期から誕生したようです。今では、桜と言えばソメイヨシノと言われるほどですね。ほとんどが接ぎ木でクローン。しかし桜と言われる種類は、300種ほどあるようで、いやもっとかも・・・。びっくりです。

私は、もうかれこれ20年以上前に、どうしても長野の高遠のコヒガンザクラがみたくて、友達と観光バスで行ったことが思い出されます。たしか、桜の前に‟あんずの里”にも寄りました。残念ながらあんずのお花は盛りを過ぎていましたが、里山の雰囲気はとてもよかったことを覚えています。

コロナで昨年から花見が制限され、桜の大好きな日本人には、とてもつらいですね~。桜を訪ねる観光バスツアーは、以前から人気ですが、私も幾度となく参加しました。

我が社のある茂原市の茂原公園は、日本さくら名所100選になっていますが、その公園は、かなり混雑しているようです。私は来年に期待したいと思います。(笑)

今朝、出勤途中の、やはり昔からちょっと有名な桜のスッポットで撮影してみました。8時過ぎ、にわかカメラマンがたくさんいました。桜の木の下に黄色い菜の花が咲いて、そのそばを、最近、ちょっと有名な『いすみ鉄道』が走ります。みんなよく知っていて、汽車が通る時間は、『鉄ちゃん』と呼ばれる人がカッコイイカメラを構えているのをよく見かけます。

春は、続々と花が咲きますね。桜だけでなく、色とりどりのいろんな花が次々と咲きだします。コロナ禍である今、ほんとうに癒されます。

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絵本は深い

 断捨離ブームになってから久しいですが、私もぼちぼちやっています。先日、本棚の整理をしていて、文庫本は、大分処分したのですが、数冊ある絵本だけは、捨てられませんでした。まだ若い頃(笑)そう20代の頃、友達がプレゼントしてくれた絵本を久しぶりに手に取り、読んでみました。

 も~~~感動が甦りました。そしてまた泣いてしまいました。かれこれ40年以上も前に読んだ時も衝撃でしたが、今また、ちょっと違った感動が走りました。1977年に出版され、ずっと愛されてきたんですね。子供より大人におすすめの絵本のようです。

 あらすじは、100万回生きて、100万回死んだオス猫。いつも誰かの猫だったのが、最後に野良猫に生まれ変わり、メス猫を好きになり、子供を持ち、本当の愛を知った猫は、年を重ね、やがて静かに動かなくなってしまったメス猫のそばで初めて涙を流し、やがて自分もメス猫のそばで動かなくなり、もう二度と生き返らなかった。精一杯生きることの大切さはもちろんのこと、それだけでなくいろんなことを教えてくれました。ミュージカルにもなりましたね。人生の節目で何回も読みたいと思える本だと思います。

 そして6,7年前になるでしょうか?銀行で待っていた時に、そこで読んだ『だいじょうぶ だいじょうぶ』という絵本。これも読んだあと、とてもほのぼのしました。待っていたほんの10分足らずの間に感動をもらいました。

 おじいちゃんと小さなボクがお散歩をしていると、世の中にはおそろしいことや不安がいっぱいあることを知るけど、でも『だいじょうぶ、だいじょうぶ』という魔法のことばで、助けてくれたおじいちゃん。生きていくための強さ、しなやかさを育ててもらうんですね。心に沁みました。

 私自身も弱気になった時、『だいじょうぶ、だいじょうぶ』という言葉にとても助けられます。やっぱり魔法の言葉なんですね。

 何かの本で紹介されていた『鳥の島』。これは、私自身で買いました。ラストがすごく衝撃でとても感動したのを覚えています。この絵本は、文字は手彫り、絵は、紙粘土で作られているそうです。これもとても魅力的ですごいのです。

大空、海の向こうにあこがれて、毎年群れを離れて飛び立つ鳥。でも力尽きて海に沈んでしまう。でも自分の勇気に後悔のない鳥たち。ラストの展開は圧巻でした。無数のチャレンジがあって成功がある。いろいろ深く考えさせられました。

 絵本って、ほんの数ページで、感動することができる。むかし読んだ、絵本のあらすじをちょっと忘れてしまった時、ネットで検索して、内容を再度確認。そ~だった!! と、また新たに感動が甦ります。

 『泣いた赤鬼』 あのお話は、とことん友情というものを考えさせてくれました。昔読んだ絵本をどんどん思い出し、人生を振り返る意味でもジーンとせつなくなり、しばし感動にくれました。

   絵本は深いです。

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