江戸東京たてもの園

4年程前の秋に一度行ったのですが、とても良かったのでご紹介したいと思います。場所は東京小金井、JR中央線武蔵小金井駅よりバスで5分のところにあります。

この建物は、失われゆく江戸、東京の歴史的建物を移築保存し展示する目的で、平成5年に、都立小金井公園内に設置された野外博物館です。もともとレトロ大好きな私は、ワクワクルンルン気分です。まず小金井公園の広さにビックリで、また、この施設の広さに更にビックリ(*_*)でした。

とにかく広くて広くて・・・一日かかりそうです。実際に建物の中に入ることができ、約30棟ある建物それぞれが、時代を感じ、当時の雰囲気満点で、もうタイムスリップしたかのようです。

園内は3つのゾーンに分けられています。

西ゾーンは、武蔵野の農家と山の手の住宅。農家出身の私は、農家の、すすで真黒くなった天井、囲炉裏・・・懐かしい子供の頃を思い出してしまいました。そしてそれとは対照的な、かの三井財閥の邸宅のあまりのりっぱさに圧倒されました。天井、欄間、家具、照明・・・もうすべて感動でした。

★ かの三井財閥のほんの一部です。とにかくスゴイ!!

下の中央の写真『デ・ラランデ邸』では、食事を楽しめます。

センターゾーンは、格式ある歴史的建造物が並んでいます。あの二・二六事件の現場となった高橋是清の邸宅が、とても興味深く思わずぞくぞくした気分になりました。

東ゾーンは、昔の商家、銭湯、居酒屋が並び、下町の風情を思う存分楽しむことができます。そう、あの『千と千尋の神隠し』のモデルになったという銭湯もあり、もちろん中も見学できます。ファンにはたまりませんね。復元した建物の中には、当時の道具、商品などが展示され、とにかく懐かしくて懐かしくて、レトロ大好き人間の私は、ほんとうに興奮の連続でした。

各ゾーンには、ボランティアの方々がたくさんいて、とても楽しく、親切に説明してくださいます。海外からの方も多く見学されていました。竹とんぼやベーゴマなどで遊べ、竹馬にものれるんですよ。広場には、懐かしのバスと都電も展示されています。

とにかく興味深い建物がありすぎて・・・。もっともっとたくさん紹介したいのですが。大人も子供も一日中楽しめるスポットとしてぜひおすすめです。さらに、四季折々の公園としての魅力も十分で、桜の季節もぜひまた訪れたいと思いました。

ちなみに入園料は一般400円、小学生以下は何と無料なんです‼

 

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